ごあいさつ
GREETING
Nothing is so practical as a good theory.
by Kurt Lewin, MIT.
企業経営のための人的資源管理の研究・教育を進めています。これまで人類は多くの困難を克服して人材理解のための英知を財産として獲得してきました。私はこの積み上げられた人類の英知を基に人生で重要な位置を占める『労働』の場面でいかに学生・社会人の個性が理解され,存分にポテンシャルが発揮される仕事に就き,活躍した結果として企業組織力が向上するかという経営学的問題に取り組んでいます。先人たちがそうであったように真新しい研究は時に議論を生みますが,欧米を後追いするだけの取組や企業実践への示唆に乏しい検討ではなく,企業経営にとって何が最善かを見据えて分野開拓的で未来志向の研究活動を重視しています。組織における人間行動についての学問の礎を築いたマサチューセッツ工科大学クルト・レヴィンが遺した「Nothing is so practical as a good theory.」という立場が私の研究者としての基本的立場です。経営場面における理論・実践を不可分なものとして学術研究を進めています。
鈴木智之 Ph. D.
略歴
CAREER HISTORY
1999年慶應義塾大学総合政策学部卒業後,アクセンチュアに新卒入社し,経営戦略・組織人事戦略コンサルティングに従事して2003年より同社管理職。2004年に経営コンサルティング会社の創業に参画(東京・表参道),2006年に人工知能を用いた採用適性検査企業を創業(東京・芝公園)して代表取締役社長を務める(2021年名古屋大学着任に伴い退任)。大手企業数十社以上の採用・人事アドバイザーを歴任。2008年に社会人大学院生として東京工業大学大学院に入学し,2014年に人間行動システムの博士号(Doctor of Engineering in Human System Science)を取得。東京大学大学院特任准教授,同大学院客員准教授などを経て2021年より名古屋大学大学院准教授。東証プライム上場企業等の学術アドバイザーも務める。
現 職 | ・名古屋大学大学院経済学研究科産業経営システム専攻 准教授〔常勤〕 |
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学 会 | ・日本労務学会 理事,同中部部会会長,同研究奨励賞審査委員 |
教育歴 | ・東京工業大学大学院社会理工学研究科人間行動システム専攻修士課程・博士課程修了 |
資格など | ・国家資格キャリアコンサルタント試験合格 |
受賞歴など | ・経営行動科学学会賞・優秀事例賞(2022年度) 受賞 |
過去の アドバイザー (事業戦略等) |
・㈱電通グループ |
過去の 講演など |
・広島県庁 |