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就職選抜論

鈴木智之〔著〕『就職選抜論-人材を選ぶ・採る科学の最前線』中央経済社 2022年出版

日本では未開拓の「選抜研究(Selection Research)」のエッセンスをふんだんに展開した,本邦初の本格的選抜研究書!

 

著者からのメッセージ

 就職活動で選抜された人材が、企業の未来を創ります。新卒採用の重要性は誰もが認めるところです。しかし、どれだけの日本企業が「選抜」に真剣に向き合えているでしょうか?
 面接官任せの選抜が横行していないでしょうか。その結果、就活では抜群の面接成績を残した学生が、入社後に輝きを失って問題行動を起こしていないでしょうか。他社基準横並びの適性検査を使って、本来は自社が採用すべき人物を不合格にしていないでしょうか。ストレス耐性が低くても活躍できる仕事があるのです。エントリーシートをAIツールに任せていないでしょうか。文章評価の素人の担当者が評価していないでしょうか。みすみす良い人材を採り逃す温床になっています。
 先進的企業では、就活時点で、各学生の入社後の活躍度合いを高精度で予測しています。どうすれば、そのような「未来予測」が可能なのでしょうか?本書では,まず欧米と日本で進められてきた就職選抜についての膨大な学術理論を網羅的に示し,国内外の研究の最前線で、何がどこまで分かっているのかを明らかにしました。本書をお読みいただければ、世界的潮流をおさえることができます。さらに、研究成果を企業がどのように活用すれば経営成果を具現化できるのかを、複数の企業における成功実績をもとに詳細に明らかにしました。単なる研究書ではなく、企業実践へのガイドブックとしてお使いいただけます。
 外資系経営コンサルタント、起業家、企業経営者の経験を計20年以上持つ、というユニークな経歴の研究者である筆者ならではの、理論と実践の往還による、新たな採用手法を理論・実証展開したのが本書です。良い就活が実現され、良い人材が採用されて、組織と個人の適合が日本企業・社会全体に広まることを願って、本書を上梓しました。人材採用に関心のある経営層、人事部、ビジネスパーソン、学生にぜひお読みいただきたいと思います。

 

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